ある文豪の自筆原稿を所蔵していた人の子孫が「文豪の郷里」に寄贈を申し入れたが断られた・・・・・
ある文豪の有名な小説の自筆原稿を購入、所蔵していた人の子孫が、彼の郷里の町に寄贈を申し入れたところ、担当者と名乗る人物に電話でけんもほろろに断られました。信じがたいけれど実話です。これほど易々と大魚を逸した話を他に知りません。
— 初版道 (@signbonbon) March 14, 2025
私もだいぶ前に父の出身の県立文学館に書籍を寄付してコーナーの一部にと思ったら既に決まった方達の物しか追加出来ませんと言われました。
— 中嶋淑人 (@joyness11) March 15, 2025
三十年ほど前に設立について相談を受けてやり取りをしていたのですが。父は自分は遠慮したのだと思いますが、館長が役人の天下り等で文学の知識が無い人だった
我孫子市にある志賀直哉の直筆原稿を何度も何度も見に行ったのを思い出した。直筆原稿からしか得られない栄養があるよね。 https://t.co/hvFg184jpt
— 武重謙@やまくじ (@yamakuji_jp) March 15, 2025
もしまかり間違ってこんな担当者のいる町に寄贈したら最後、値打ちが分かる職員に持ち逃げされて所在不明になるか、最悪間違って破棄という憂き目に遭う可能性もあった訳なので言い方は変だがこの直筆原稿は分かる人の元に行けて幸せと言える。 https://t.co/F4CNS0Kg2T
— 栢莚 (@hakuen_kabuki) March 14, 2025
ハナシの筋は、違いますが、遠藤周作の『沈黙』は、書き下ろしで、最初は原稿用紙の裏にびっちり書いて、秘書が清書しました。
— 常陸介 (@chichan22840409) March 15, 2025
ある日、遠藤が秘書に「下書きは?」と尋ねたら、「全て風呂の焚き付けに使用しました。全部燃やしました」と。
さすがの遠藤周作もかなりのショックだったようです。
その文豪の郷里の町役場には文豪の自筆原稿を預かるような施設(記念館や図書館)が無く、その原稿を管理できる学芸員もいないのかも知れません。役所もデジタル化が進む中、自筆原稿の価値を理解できる人もいないのかも知れません。何でもデジタル化・データ化することばかりに役所も熱心ですから。
— パオ (@udxV1pESQJGppoN) March 15, 2025
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