ゆる琉球史マンガ「昆布は沖縄で採れないのに、なぜ昆布料理が定着したのか」

今日の小ネタ🎉
大音量でBGMを聞いてる人、「コレ」を感じにくくなる・・・・・
ゆる琉球史マンガ(21)「昆布と富山の薬売り」 pic.twitter.com/suDhDGq0XV
— 琉球史マンガ@上里隆史 (@mangaryukyu) May 5, 2025
ここ、もうちょっと掘り下げてもらいたいのは、中国のような大陸国家の内陸部は恒常的にヨウ素欠乏症のリスクにさらされており、日本や琉球との交易で手に入る蝦夷地産昆布が絶好のヨウ素サプリメントとして大需要があったということなんですね。 https://t.co/ACDGz0sPE2
— 村山茂樹 (@Clunio) May 5, 2025
国産の銀がそろそろ枯渇してきて国内決済用を保全しなければならなくなった江戸時代中期以降の日本で、蝦夷地産の昆布が重要な海外貿易決済手段となったわけですね。そして輸入品の国産化を進めた江戸時代の日本で最後まで国産化が難しかったのが日本と気象風土の著しく異なる地域産の生薬でした。
— 村山茂樹 (@Clunio) May 5, 2025
長崎貿易や、あと琉球王国の正規貿易の決済手段でしたから、密貿易だけではないのです。
— 村山茂樹 (@Clunio) May 5, 2025
薩摩による支配の前から、日本との交易で中華世界によく売れる昆布を入手できるという中継貿易が確立していたんでしょう。
— 村山茂樹 (@Clunio) May 5, 2025
日宋貿易の段階で東北地方の昆布が交易され始めていた可能性はあると思います。この時点では硫黄交易が中心でしたけど。
— 村山茂樹 (@Clunio) May 5, 2025
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